アートメイクは金属アレルギーでもできる?色素やMRI検査についても解説
眉メイクに5分以上かかる人は、アートメイクがオススメ 汗や水でにじまず、メイク落としでも落ちることがないアートメイクは、メイクの手間を大幅に減らしたり、素顔に自信をもてたりと、たくさんのメリットがある施術です。
じつはアートメイクは全ての人が受けられるものではなく、一部の人にとっては適さない場合があることをご存じでしょうか。 また、アートメイクの施術後にMRI検査を受けても安全なのか、というお問い合わせをいただくことがあります。 今回の記事では、アートメイクの施術が適さないケースや施術後のMRI検査は安全なのかについて解説します。
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アートメイクをする人は年々増えていますが、先述したようにアートメイクの施術が適さないケースも存在します。具体的な特徴を順番に解説します。
重度のアトピー・金属アレルギーを持っている
アートメイクは皮膚に色素を注入する施術のため、皮膚の健康状態が重要です。そのため、炎症や湿疹、かゆみなどの問題がある場合は、アートメイクの施術は控えましょう。炎症やトラブルが落ち着けば施術は可能となります。
一方、お肌の状態にかかわらず施術ができないのは、使用する針や色素に反応してアレルギー反応が出やすいタイプの方です。
一方、お肌の状態にかかわらず施術ができないのは、使用する針や色素に反応してアレルギー反応が出やすいタイプの方です。 重度のアトピー・金属アレルギーを持っている場合は、皮膚の状態を悪化させたりかゆみ、発疹、炎症、腫れなどがあらわれる可能性が高くなります。
金属アレルギーでもアートメイクは受けられる?
アートメイクの施術では針を使用し、色素(インク)には微量の金属が含まれているため、「アートメイクの施術を受けても大丈夫?」と不安な方もいらっしゃいますよね。 金属アレルギーの方でも、パッチテストなどの検査で問題がなければアートメイクを受けることができます。 この記事では、金属アレルギーやアトピーの方がアートメイクを受けるときに知っておきたいことや、色素の安全性、アレルギーの方がアートメイクの施術を受けるときの注意点などについて詳しく解説します。
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現在の技術では、残念ながらアートメイクの色素に金属成分を一切配合しないのは難しいとされています。 ただし、一般的に「アメリカの食品医薬局(FDA)」や「ヨーロッパの安全規格(CE)」の厳しい基準を満たし認可された色素は、金属成分の含有量が非常に少ないため、安全面でほとんど問題がないと判断されています。そのため、FDAやCE認可の色素を選ぶというのも色素選びの指標になります。
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金属アレルギーだからといって、100%アートメイクが受けられないというわけではありません。 パッチテストで問題がなければ施術可能 金属アレルギーの方の場合、パッチテスト・スクラッチテストなどのアレルギー検査を受けて、問題がなければアートメイクの施術を受けることが可能です。
パッチテストとは
実際に色素を肌に直接添付し問題がないか確認する検査 金属アレルギーとは、接触皮膚炎や全身性金属皮膚炎など、金属が原因となって起こるアレルギー症状全般を指す言葉のこと。 ピアスなど金属製のアクセサリーが原因となることや、銀歯など歯科での治療に使用する金属がきっかけで金属アレルギーを発症することもあります
安全にアートメイクの施術を受けるためにも、「もしかして?」と心配や不安な点のある方はご予約時に必ず伝えるようにしましょう。 パッチテストで結果を判断するためには最低でも72時間かかるため、金属アレルギーの方は予約の際に前もってクリニックに伝えておくようにするといいでしょう。
アートメイクの施術で金属アレルギーの可能性があるのは、針を使用することと、色素に金属(酸化鉄)が含まれているためです。
針の金属でのアレルギーも心配な場合は、より正確な判断が出来るスクラッチテストをおすすめ致します。
スクラッチテストとは
実際に使用する針を使い、肌を2mm程度軽く傷つけて色素を入れ経過を観察します。より正確な判断が可能です。
*金属アレルギーのある方(必ず事前にご相談 下さい)
18金、14金、プラチナなど純度が高い物で被れる場合、アートメイク施術は出来ません。 それ以外の方は問題ないと言われております。 医療アートメイクを行っている当院は、世界的に認可の降りた安全な色素のみ使用致しま す。 しかし、御心配な場合は事前にテストをおすすめ致します。
安全にアートメイクの施術を受けるためには、色素選びも重要なポイントのひとつ。
金属アレルギーがあるからといって諦めないで! 金属アレルギーがあるからといって、必ずしもアートメイクができないということはありません。最近の色素は、含まれている金属物質が極微量であるため、施術可能なケースもあります。 アレルギーをお持ちの方でもすぐには諦めず、まずはパッチテストを受け、アートメイクの施術が可能かどうか確認してみてくださいね!
医療アートメイクは2回施術で2年から3年の持ち、段々と代謝で薄くなりますが、全て消えるわけではありません。
1日換算で100円程度。実はコスパ、タイパ共に良いのです。
安全性の高い色素(インク)を選ぶ
今の技術ではアートメイクの施術で使用する色素に含まれる金属をゼロにすることは難しいものの、金属の含有量をごく微量に抑えた色素であれば、アレルギーなどのリスクは軽減されます。 選び方の目安としては、施術を受けようとしているクリニックが使用している色素が、FDA(アメリカ食品医薬品局)の認可を受けたものであるかどうか、確認してみるといいでしょう。 FDAとはアメリカの政府機関であり、ここから認可を受けるためには厳しい基準をクリアする必要があります。 当院でも、FDAに認められた天然成分主体の金属含有量が限りなく少ない色素を使用して施術をおこなっております。
少しでも思い当たることがあれば、すぐにクリニックに相談するようにしましょう。
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アートメイクで使う色素(インク)について
質の悪い色素は変色やアレルギーの可能性が高まる 質の悪い色素は、アレルギー反応が起こるリスクが高まります。また、施術後に大きく変色を起こしてしまう可能性も考えられるため注意が必要です。
アートメイクをした後のMRI検査は安全?
アートメイクをするとMRI検査が受けられなくなるのですか?というご質問をよくいただきます。そのような不安を解消できるよう、ここからはMRI検査とアートメイクについて解説します。 アートメイクをしていてもMRI検査はできる 一般的に、アートメイクの施術後にMRIを受けることは安全です。
アートメイクに使用される顔料や針はMRIに影響を与えることはなく、その他の医療的検査にも影響はないといえます。 しかし検査を受ける際は、施術したアートメイク部位を医療スタッフに事前に申告するようにしましょう。
MRI検査を受けるとピリピリ感じることもある MRIとは、病気などの検査で体の中を詳しく調べるために大きな磁石ドームの中に入る検査です。
なぜ、アートメイクをしているとMRI検査が問題とされるのでしょうか?それは、アートメイクの色素に微量の金属が含まれていて、その金属が反応してピリピリする可能性があるからです。
アートメイクだけでなく、身近なもので例えるとメイク用品にも微量の金属が含まれているため、落としてから検査をするのが一般的です。
太田美容アートメイククリニックで使用する色素は安全です。
当院で使用している色素の金属分の含有量は極微量で、MRI検査に反応するほどの量ではありません。
それだけでなく、世界的に最も厳しいとされている化学機関の基準をクリアした色素のみを使用しています。
MRI検査を受けるときは事前に申告する アートメイクを受けた後でも基本的にはMRI検査を受けることができます。当院で使用している色素は問題がないといわれるメーカーの色素ですが、今後MRIがどれだけ高性能に進化するか分からない為、安全に施術を受けるためにも必ずアートメイクをしている事をお伝え下さい。 MRI検査では、磁石や電波を使用して検査をおこないます。問題のある色素を使用した場合は、アートメイクの色素に含まれる微量の金属が反応し、熱く感じる、やけどしてしまう可能性も考えられるためです。
このようなリスクを減らすためにも、金属の含有量が少なく安全な色素を選ぶことが大切です。
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その他のアレルギーの方がアートメイクを受けるときの注意点
ここからは、その他のアレルギーの方がアートメイクを受けるときの注意点について解説していきます。
アートメイクの施術の際は、金属アレルギー以外にも気を付けなければならない体質やアレルギーがあります。
ここでは、アートメイクをする際に注意が必要な体質やアレルギーを詳しくご紹介します。
1,重度のアトピー性皮膚炎の方
アトピー体質の方のなかには、肌が敏感でちょっとした刺激で肌荒れが起こってしまったり、毎日のスキンケア化粧品やファンデーションなどでかぶれてしまったり、頻繁に肌トラブルに悩まされている方もいらっしゃるようです。 ふだん使っているメイクアイテムで炎症を起こしてしまうと、メイクをするのが難しいこともありますよね。
アートメイクは、一度完成すれば平均2〜3年は持続し、メイクをしなくても眉毛やアイラインをきれいに保つことができるため、毎日のメイクによる肌への負担を減らすことができます。 しかし、肌が荒れて敏感になっている状態でアートメイクの施術を受けると、針や色素、消毒薬などの刺激によってアトピーが悪化してしまう可能性もあります。 100%ではありませんが、アトピー性皮膚炎の方はアートメイクができないことがあります。かかりつけの皮膚科がある方は事前に相談したうえで、慎重に考えましょう。
2,妊娠中の方
クリニックによって多少の見解は異なりますが、当院では妊娠中のお客様のアートメイクをお断りしております。 妊娠中の方には、基本的に施術中の麻酔が使用できず、施術後に感染症を発症した場合でも、妊娠中の方に使える薬が限られているためです。 また、アートメイクの施術は仰向けで行うため、妊娠中はお腹が張って苦しくなったり、体調が悪くなったりする可能性があります。 妊娠中はホルモンの分泌量が急激に変化するため、痛みに敏感になりやすく、肌のターンオーバーも乱れがちになります。
3,授乳中・妊活中の方は要相談
授乳中や妊活中の方は、条件付きでできるところもあれば、一切お断りしているところもあり、クリニックによってルールがまちまちです。ご不安であれば、カウンセリングで相談してみるといいでしょう。 当院では、施術後に12時間以上授乳を控えていただければ、授乳中でもアートメイクの施術が可能です。また、妊活中の方は、妊娠している可能性がなければ施術できます。
4,ケロイド体質の方
ケロイドとは、皮膚に傷がついた後に、傷口とその周辺がみみず腫れのように赤く盛り上がってしまう組織のことをいい、ケロイド体質の方は、皮膚がこのようなケロイド状態になりやすい体質を持っています。 アートメイクでは、医療針で皮膚に細かい傷をつけて施術するため、ケロイド体質の方は、アートメイクを行った部分がケロイド状態になってしまう危険性があります。したがって、ケロイド体質の方は、ほとんどのクリニックでアートメイクの施術ができない可能性が高いです。
5,薬物アレルギーの方の場合
アートメイクの施術では針を使うため、施術前には痛みの緩和のために麻酔クリームなどを塗る処置をおこなうことが多いです。また、感染予防のために消毒薬なども使用します。 薬物アレルギーの方の場合、麻酔クリームや消毒薬でアレルギーを起こしてしまう可能性も。アートメイクをする前にまずはクリニックと相談することが大切です。そのため、これまで麻酔や消毒薬でアレルギー症状が出たことがあるという方は、予約時に忘れずに伝えるようにしましょう。不安な方は、施術前にパッチテストをおすすめします。
アートメイクの施術の痛みの感じ方は人それぞれですが、なかには麻酔なしで施術を受けられる方もいるため、医師やスタッフに相談してみるといいですよ。
6,肌に皮剥けや赤みが生じるスキンケアを使用している方
次のような皮剥けや赤みが生じるスキンケアを使用している方は、アートメイクはできません。 ・ゼオスキン
・エンビロン
・トレチノイン
・ガウディースキン
・レチノール これらのスキンケアを使用すると肌のターンオーバーが早まり、アートメイクの色素がうまく定着しないことがあります。また、肌全体がダメージを受けていることがあるため、アートメイクで肌トラブルを誘発してしまうトラブルも考えられます。 もし普段から上記のようなスキンケアを使用している方は、施術の2週間前から使用を控えましょう。
7,施術箇所に傷や重度のニキビがある方
アートメイクは医療針で皮膚に傷をつけ、肌に一定のダメージを与えてしまうという性質上、施術箇所に開いた傷や、重度もしくは化膿したニキビがある方の場合は、施術できないことがあります。 重度の肌トラブルがある状態で施術を行った場合、傷やニキビの治りが遅くなってしまったり、跡が消えなくなってしまったりする可能性があるためです。ニキビが頻繁にできてしまう体質の方は、できる限り肌の状態が落ち着いているタイミングを見計らってアートメイクをしてくださいね。また、施術部分に6カ月以内の傷がある場合も、状態によっては施術に適さないこともありますので事前にご相談ください。
8,持病や内服薬を服用している
内科の病気や心臓病、高血圧、糖尿病などの慢性疾患を抱えている場合も、アートメイクを受ける前に医師と相談するようにしてください。 内服している薬の内容によっては、施術ができない場合があります。どんな種類のお薬でも、自己判断せずに必ず事前に申告するようにしましょう。
9,花粉症の方の場合
ヒノキ、スギ、ブタクサなど花粉症もさまざまですが、花粉の成分自体がアートメイクの施術に影響することはないため、花粉症だからかぶれやすくなる、などということはありません。 ただし、アイラインアートメイクを入れたいと考えている方で、花粉症の症状がある方は、シーズンを避けて施術を受けるようにしましょう。 アートメイクの施術後は、感染症や肌トラブルを避けるためにも施術部位に刺激を与える行為はNG。 花粉症シーズンはどうしても目がかゆくなってこすってしまったり、涙が止まらなくなったりすることがあるため、花粉の時期が過ぎてから施術を受けるようにしましょう。 アイラインではなく眉毛(アイブロウ)、リップ、ヘアラインなどであれば時期を気にせず施術を受けることができます。
10,免疫力が落ちている・抗がん剤治療中,ステロイド剤長期使用中
免疫力が低下していると感染リスクが上がってしまうため、免疫系の疾患を抱えている人もアートメイクは受けられない場合があります。皮膚への刺激に対する回復力が低下し、合併症のリスクが高まるためです。 他にも、抗がん剤治療をしている方、これから受ける予定の方は治療前・後がおすすめですが、時期などもご気軽にお問い合わせ下さいませ。 医療アートメイクで人体に無害であることは大前提です。お客様の安心と安全を守ることが使命です。
アートメイクを受けるときの注意点
*クリニックで施術
アートメイクは医療行為となっていて、法律上【医療機関で医師・看護師が施術】と決まっています。 医療資格を持つ専門家が許可を得た医療機関でのみ実施可能となっており、その他は違法です。
また、使用している針やカラー剤は医療アートメイク専用のものでなくてはいけません。基準を満たしていない違法サロンでの施術は危険ですので必ず医療機関、クリニックで施術をするようにしましょう。
ここで、失敗しないクリニックを選ぶときの2つのポイントをご紹介します。
・実績のあるクリニック:医療機関であっても、実績・経験の豊富クリニックを選ぶことは安心して施術を受けられる大切なポイントとなります。当たり前ですが、症例も多く上がっているクリニックの方が安心です。
・自分好みのアーティストを選ぶ:アートメイクはアーティストによってデザインや仕上がりに個性が出ます。InstagramなどのSNSやホームページなどで施術するアーティストの症例写真を事前に確認して、自分が最もしっくりくる人に任せるのがおすすめです。
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